12月31日(火)P.M22:43 2024年が終わるんですが
また更新が大分空いてしまった…
ここを読んでいる人はいるのかな?
気付けば2024年も残すところ1時間半になっていた。
簡単に2024年を振り返り、来年の抱負を記しておこうと思う。
【同人関係】
今年も魔王城でおやすみを中心とした1年でした!
魔王城で仲良くなった方々と遊んだり、アンソロ参加したり、カレンダー作ったり…
ネーム展へも行ったし、旅行もしたし、オンリーにも参加したし。
めちゃ充実していたな…
楽しく過ごした半面、悩む事もあったり。
SNSとの距離が近すぎるのは精神衛生上良くないなって割と痛感したかな。
交流の場としてはとても便利な場所だけど、作品を公開するには向いてないかな(私の場合)
これは以前にも感じていたことだけど、一層そう思いましたね。
SNSってどうしても数字が付きまとうから…それが凄く嫌。
数字という客観的な評価が目に付くとね、自分の作ったものは劣ってるんだと突きつけられている気分になるんだよね。
そもそも二次創作なんだから「自分の作ったもの」なんてのも烏滸がましいんだけれども。
でも、同じ題材で、どうしてこんなに見てもらえる人数に差が出るのかなって考えると、悲しくなるよね。
要するに絵が下手とか、話が分かりづらいとか、魅力がないとか、『劣ってる部分があるから』という結論に行きつきますから。
だからSNSを(二次創作であれ)作品発表の場にするのは心に良くないなって思いました。
特に自己肯定感の低い人間はSNSで作品を公開してはいけない…と。(私の事)
描くことそのものが目的にならないと、しんどいだけだよなと思いました。
そんなわけで2024年はあまり描かないようにしてました。
描きたいときに描きたいものを描くようにしました。
ただ、それが精神に良かったかどうかはよく分からなかったですね。
描いても描かなくても、凄い人は凄いし、一層自分が描く必要性を感じなくなりました。
少なくともSNSに出して自分を傷つける必要性は一切ないと感じました。
ひっそり好きなようにやるのが一番良いんだろうなと思いました。
でも描いたら人に見せたくなっちゃうんだろうな。
それはそれとして、
・カレンダー企画2025
これを今年も何とか企画できたのは嬉しかった〜!
声を掛けて快諾して下さる方がほとんどだったのもめちゃ嬉しかった…
前回よりややタイトなスケジュールだったけど、ちゃんと出せたし…
印刷も綺麗だったし、最高なカレンダーが出来上がって嬉しい。
御礼の品はちょっと凝り過ぎた気もする。まぁ自己満なのでヨシ!
次回のオンリーイベントが6月なので、さすがにそろそろ本を作りたいな〜という気持ち。
健全なのをチマチマ描き溜めていくか、R18に全振りするか。
描こうと思ってネーム兼下描きまでして、最初の3pまで完成している中途半端な原稿があるので、それを完成させるか…
でももう熱意がないんだよな。
【生活面】
そういえば4月に人事異動があって職場が変わった。
前の職場が如何に地獄だったか……というのを痛感する日々…
確かにやる事の範囲は広いし人員は少ないのだが、仕事のボリュームが圧倒的に少ない!!
あの地獄の日々の後だとオアシス…はちょっと言い過ぎだけど、地獄の二軒隣くらいには圧倒的に楽…
昨年と今年の残業時間が月ごとにグラフで比較できるんですけど、凄い月だと前年と10分の1に残業時間減ってた。
通勤時間も前より短くなったし、お陰でジムにも通えている…!
あ、あと姪が産まれた!!!
生まれたての赤ちゃんからしか得られない愛らしさってあるよね。
毛穴の無いプルプルの肌、くりくりの目、ぷにぷにちぎりパンみたいな腕、大人の人差し指を握るサイズの小さな手…全身が尊いね。
健やかに育て〜
【イベント系】
・3月頃 同人占いをやってもらった!
今年は泥の中って言われた。極端な行動はしないようにと忠告を受ける。
・6月オンリーイベント、一応参加!グッズとペーパーで参加だったかな?
そろそろ本を出したいね…
・魔王城のグッズイベント3連続開催!
イベントに合わせて同好の士とご飯食べたりして遊んだり楽しかった〜
・神楽坂のムレスナティーのティーフリーを体験!いろんなお茶飲めて楽しかった!
・目黒の雅叙園というホテルで百段階段展示の観覧&アフタヌンを楽しんだ!
・マッスルバー初体験!!マッスル生絞りサワーが見応え飲み応えあって大変良かった。
・6〜8月辺りからジワジワとインクにハマり始める…
・モネ展観に行った!!水蓮いっぱいあったわ。(感想そこか?)
・魔王城の同好の士と北の大地へ旅行した!!!星も綺麗だったしご飯も美味しかったしお酒も美味しかった!基本何食べても美味いな?>北海道
・11月オンリーイベントでカレンダーを頒布ちゃんとできた!!
アンソロにも参加できたし、何だかんだで楽しく描いているのでは?
・デザフェスに初めて一般参加した!
好きな作家さんが初めて出展したので、便乗してデザフェス楽しんできた。
リアルタイム作画とかやってて面白かった〜
色々買ってしまった。
・ネーム展観に行った!
・インクのイベントに初めて行った!
沼落ちである。
水彩とかインクとか、アナログ画材にはもともと惹かれる傾向があったんですが…
インクにハマってしまった…
インク…奥深い…
特に遊色するインクがすごく面白い。これを使って絵を描くの楽しそう。
ラメとか入っててキラキラしてるのも綺麗。
もはや私の中では鉱石の区分…
集めて眺めて楽しい存在…その上画材としても使える……
描くペースに対してインクが増えるペースが速いので、買った分はきちんと使いたいな。
という訳で長くなったけれど1年の振り返りをダラダラとしてしまった。
まぁ私だけしか読まんだろうしええやろ。
魔王城でおやすみという作品と、そこから生まれた縁に感謝の1年です…
縁を大切にしたいです。
【2025年の目標】
★6月のイベントに向けて本を作りたい
・作品の投稿場所をSNS以外にしようか検討
★インクを使ってアナログでお絵描きもしたい
★同好の士との縁を大切に。
付き合いが長くなってきたからこそ大切にしたい。
・運動して基礎体力を付ける。健康に気を付ける。
・部屋の物を減らす
★描きたいものを自分の欲求消化のために描くことを念頭に置く
・アニメとか小説・映画なんかも楽しみたい
・あと節約。衝動買いとかしないこと。
特に大事なのは★。
9月9日(月)P.M21:54 この更新頻度はおかしいぞ(クレしん風)
忘れないうちに記しておきたい事があったのでここに綴っておく…
人生初・『マッスルバー』へ行ってきたぞ!!!!!!
魔王城つながりの相互さんと3人で行ってきました。
行くキッカケは割愛。
ザックリいうと「元気が欲しかった」かな??
マッスルバー……存在は知っているが、漠然としたことしか知らない存在…
・マッチョの人たちが接客してくれるバー
・筋肉を売りにしたパフォーマンスをしている
・なんか元気出そう
・エネルギー過ごそう
↑このくらいの認識である。
という事で予約してマッスルバーへGO!!!
開店時間で予約していたので、開店前の扉の前でしばし待つ。
ドアが普通のドア(ガラス張りではない)だったので、開けて良いのか悪いのか、とても迷ったのであった。
時間になるまで開けちゃ駄目だった。
結論から言うと、マッスルバー……思ってた以上に性的だったぞ…!!!
R18なだけあったな…
こう、性行為を彷彿とさせる様々な「遊び」もあってね、大人の世界だったね…
1/4くらいは風俗かもしれねぇ。
ピュアなフロイラインなら卒倒間違いなしだね。
室内は暗く、カラーライト的な照明でわずかにライトアップされている。
店内もそれほど広くはなく、席は割と少ない。
テーブル席が2〜3と、カウンターだったかな。
あらかじめ予約の時に、こういったお店は初めてで初心者であることと、穏やかな人を希望していた。
結果、勤続4年(だったかな?)の、ベテランのマッスルさんが凄く面倒見てくれた!!
当然なのだが、店員さんは皆筋肉質。
とはいえ、人によって筋肉の『質』が違うのだ。
個々人の持つ個性なのか、鍛え方の違いなのかは分からないが、とにかく『マッチョ』と言っても、色々なマッチョが居る訳だ。
一昔前にあった『ゴリマッチョ』と『細マッチョ』の違いのようなものだが、さらに多岐にわたる感じかな。
私たちのテーブルの面倒をよく見てくれたマッスルさんは、『レスラー体系型マッスル』だった。
ボディビルダーのような、目で見て分かりやすい筋肉ではないが、確実に『硬い』のだ。
新人マッスルさんも居て、その方は本当に入って3日くらいと言っていて、初々しかったね。
こちらもそんなにお話するのが得意ではないので、申し訳なかったなぁと思う。
こちらの方は発展途上マッチョって感じだったかな。
凄く好みな体形のマッチョさんが居て、その人の身体はずっと眺めていたかったな。
筋肉が美しくて、アウトラインも好みだった。
そういった、十人十色のマッスルたちがひしめく空間の中で、好みの推しマッスルを見つけるのが醍醐味(?)なのかもしれないね。
チップを(1000円で10マッスルドル)購入し、チップの値段に応じて色々な遊びができる仕様だった。
・客を背中に乗せて腕立て伏せ
・客を抱っこ(姫抱っこ・俵抱き等、チップの値段で色々ある)
・マッスルとチェキ
・マッスル壁ドン
・マッスル床ドン(性的になってきたな?)
・マッスルサンド(大分性的)
などなど…チップの値段に応じて色々な事をしてくれるのだ。
ちなみにチップの渡し方は…とっても性的だ!!おパンツに挿し込むのだ!!
それとは別で、タイムテーブルで行われるイベントもあり、チップを使わない客も楽しめる仕様だった。
良く考えられているね。
で、その中にあらゆるマッスルが客をハグするターンがあったのだが、その時に各人の筋肉の違いをよく感じられた。
レスラー体系型マッスルの人は、厚みが凄かったな…
私が手をまわしてようやく、ハグできるくらいだった。
とにかくもう、凄かったな…別世界みたいだった(実際別世界)
対私 ではなく、マッスル対他の客のアレコレを観察していたかったな。
あと生の筋肉をじっくり観察できるのはすっごく良い。
言えばお願いしたポーズで写真も撮らせてくれるみたいなので、筋肉の資料が欲しい時とか良さそうよね。
猛者はマッスルとマッスルを使ってマッスルサンドという、性的な遊びをさせたりするらしい。
あと、お隣さんはご自身のぬいとマッスルさんで写真を撮ってたので、「なるほど!そういう手もあるのか!」と目からうろこだった。
このマッスルバーへ行って得た教訓は…
推し(高齢山羊さん)はマッスルと言って差し支えない、かなりの肉体美を持っていたという事実…
マッスルバーの中で、あの山羊さんレベルの筋肉を持つ人は…あまりいなかったように記憶している。
(単に好みじゃなかったとかかもしれないけども)
推しよりも薄い筋肉の男たちが、何名も居たのだ!!
つまり…推しは…マッスルバーで働いても差し支えない程度には筋肉があるんだな…という事が分かったのである…
そんな感じのマッスルバー初体験でした。
ほんと、思ったより性的でビックリしちゃった。
さて、マッスルバーを堪能した後、我ら3人は鳥貴族へと向かった。
鳥貴族も居酒屋なので、それなりにうるさい筈なのだが…
な、なんだ…この…家に帰って来たような安心感は…!!!
落ち着く…落ち着くぞ…!!!
鳥が美味しい!!!
そんな感じでした(?)
9月5日(木)P.M22:28 生きてるぞ!!
なんと、まだ生きているのである!!
新しい職場も色々な事が起きてそれなりに大変な部分もあったりしているが、それでも心穏やかに働けているので助かる…
相変わらず魔王城の事は追いかけている。
私の生活習慣に、確実に食い込んでいる。ライフスタイルである。
今年もカレンダー企画を立てたり、アンソロに参加したりして、魔王城でたのしく過ごさせてもらっている。
一方でやはりSNS上で作品(と、二次創作で言って良いのか微妙なところだが)を上げるのは、私には向いてないなぁと感じることが多いですね。
他人と比較しがちな私には向かない。
どう足掻いても、数字が付きまとう。
あの人より見てもらえてないんだな…とか、感じてしまう。
労力が報われたいと思ってしまう。
他人は他人、自分は自分だと、一本の軸で好きなものを真っ直ぐに描き続けられればいいのに。
(↑でも、一瞬その思考を得られたんですよ。
他者が評価されている結果と、自分が評価されている結果はリンクしていない。)
私の心はそれができない。浅ましい。汚らわしい。悍ましい。悲しい。
なので紙媒体などの、数字が見えないものならば大丈夫だと思う。
これは以前参加させてもらったアンソロでも感じた事だ。
何も見えなければ、大丈夫なのだ。
それはそれとして、魔王城繋がりで仲良くして下さっている方々のお陰で、日々楽しく過ごしている。
色んな場所にも行ったし、いろんな「初めて」を経験したよ!
私はそれをきちんと記録しないとすぐ忘れてしまうので、最近は自分が企画して作ったカレンダーの、日付のところに書くようにしている。
秋も一緒に旅行するのだ!今からとっても楽しみ。
その為にもきちんと、やるべきことをやってしまいたいですね。
さて、ここへ日記を書きに来た目的は、これだけではないのです。
最近『ラストマイル』という映画を観ました。
その感想をどこかに記したくて、ここに書いておこうと思いました。
※あまり好意的ではない感想が多分に含まれます
まず、私はそこまで映画を観ない。映画通ではない!
たまーに気になった映画を観る程度だし、ほとんどがアニメ映画だ!!!
最後に観た邦画は確か、三谷監督の「記憶にございません」だ。
↑これはかなり面白かった!!
観た結果「好き」とか「嫌い」とか、そんな感じのザックリとした印象しか得られなかったりするし、教養もない!
そんな人間の感想であるという事を念頭に置いていただきたい!
つまり私がディスっているからといって、それは作品の真価には何ら関係のない事なのである!!!
ただ単に、私という人間の琴線に触れなかっただけなのである!!
以下ネタバレ
周囲で観ている人が多かったので、興味が湧いて観に行った。
いきなりディスポイントばっかり言うとアレだから、好きポイントから挙げようと思う。
【好きなポイント!!!】
・羊運輸の山羊…じゃない、八木さん!!!
最高に滾ったシーンはきっと、観た人すべてに共通するはず。
圧倒的な力を持つ取引先のクソみたいに無茶な要望に応え、挙句責任を擦り付けられ…
そんな中で爆発した彼の魂の叫びは、観覧者にも社長にも響いたのだ。
素晴らしいシーンだった…
劇場内で笑い声が発生したのはあのシーンだけだったので、ここは本当に、映画の中で一番の見どころなんだなー!って感じました。
・末端のデリバリーさん!!
親子で配達している2人。
息子の方は家電メーカーの結構上の役職だったけれど、倒産してしまったのかな?(きちんとその辺覚えてない…すまない)
自社製品の品質に自負があり、職が変われどそれは変わらない。
父上は配達員としてのプライド…というか、やりがいを大事にしている印象。
品物を届けた時の、受け取った人々の笑顔や「ありがとう」が本当に嬉しいんだな。
そこにやりがいを感じて、自信の仕事にも誇りを持っている…そんな印象を受けた。
だが、息子の方は搾取されていると感じている…というか、そう理解している。
父親はやりがいも誇りも持って配達をしているが、だがその父親の労務に対する報酬は微々たるもので。
それがこの親子二人の服装からも感じられて、辛くなる。
息子は搾取されていることを分かっているからか、父親を諭す。
物語は進み、爆弾で息子は危うく死ぬところだった…
そこでようやく、父親は息子の言っていた意味を理解した…のかな。
とにかくこの流れがとても好きだ。
そして最後の方のシーンな!!!
家電の伏線回収!!!!見事すぎるじゃろ!!!
めっちゃ好きだわこういうの!!
小さな子供が犠牲になるかもしれない!!!ってなった時の、親子の行動力ほんと…人間の善性をすっごくすっごく感じて、大好きだわ。
観ていて心地良かった。
幸せになってほしい。
・物語全体の流れ
そもそも私はサスペンスとかをあまり見ないからなのもしれないけれど…
点と点が繋がって線になっていくのが心地良い…!!!
そしてミスリードもあってね!
お前犯人じゃなかったんかい!!ってなるのが(私の中では)2回ほどあった。
どうも、「MIU」や「アンナチュラル」というドラマとも関連があるらしく、それを視聴していると更に理解が深まるらしい。
以下はディスってしまっている…
主人公の女性がどうしても好きになれないというか…
わざとそういうキャラ付けをしているのだとは思うけれど…!!
共感できるポイントがほとんどなくて…!!!
むしろ「なんやコイツ」ポイントが多くて…!!!!!
彼女のやる事成す事が全部裏目に出ているというか…
しかもそれがね、『権力を振りかざす』事で成している事だったりでね…
私は観ていて、彼女の行動も、作られたおちゃらけたキャラクターも、とにかく、とにかく不快だった………
彼女が爆弾を引き当てた時、「よっしゃ!!!苦しめ!命乞いをしろ!」とすら思った。
彼女が真に命の危機が迫った時に流した涙こそが、彼女の本当の姿だったのだと感じた。
命が惜しいんだね。
他人の命は軽く見ていたくせに。
その後、なんか部下と打ち解けた感があったのも理解できなかった。
絆されるなよ部下…!!!!
自分の命には甘いんだな。いや、人間なら仕方ないのか?
挙げるとキリがないんだけれど、
・爆発事件の前に投稿されている偽の広告について
彼女はこれを隠蔽した。
かなり苦しい言い訳で隠蔽した。
私は彼女の行動を見て、「どうして公表しないんだ、公表すればまだ爆発物は存在するという事が想像できて、予防できるではないか」と思った。
だが、しなかった。
結果新たな爆破事件が発生し、死者こそ出なかったが多数の負傷者が出た。
正直、あの爆発で死者が出なかったのは奇跡…という名の、彼女の罪を軽く見せるご都合主義だと感じた。
とあるシーンで彼女はこうも言っていた。
「全く知らない人たちが死んでも、関係ないし」(要約)
「大丈夫、私は上手くやれている」
恐らく自分を鼓舞するためのセリフ。
わかるよ。
裏を返せば、彼女は、遠くの存在であるカスタマーの命を、気にしているのであろう。
でもさ………
・重要人物のデータ削除
上層部に言われたから消した みたいな結果だけれど。
この行動と、隠蔽のせいで…無駄に……被害が広がったというか……
人の命が掛かってんねんぞ…
・諸々の無茶振りでぶっ壊れた羊運輸の山羊さんに対する言葉
「人の命が掛かってるんですよ!」(要約)
お前がそれ言うんだ?
前半と後半で手のひらを返したの何なのだろう。
いや、もしかしたら私が重要なシーンを見逃したのかもしれない。
結構ね、大事なセリフなんだろうな〜ってところが上手く聞き取れなかったりしたんですよ。
巨大な権力を振りかざして、下請けの運送会社に無茶振りをして、人の命が掛かっているのに警察の捜査には非協力的で、「お客様の利益の為」と謳いながら、結局は自社の利益のためにそのお客様の命を危険に晒して…
とにかく行動が不快だった……
こんなに不快なキャラクターはわざとそう造形しないと成り得ないはずなので、わざとそうしているんだろうなと思う。
だがそこから得られるものはなんなのだろうか……
ほんっとうに申し訳ない。
多分私の理解力が乏しいせいなのだと思う。
きちんと、映画の中からあらゆる情報を読み取れれば…このキャラクターの事を好きになれたのかもしれない。
映画としては好きだが、その主人公としては好きにはなれなかった…
稀有な体験である。
彼女の部下が、「ブルドーザーのように仕事をこなすあなたが羨ましかった」(要約)的な事を言っていたシーンがあったのだけれど、これも理解できなかった。
自社利益を追求して無理やり物流を止めないようにして、その結果下請けはパンク、重要な医療系の配送に遅延も起きて、それこそカスタマーの命を危険に晒した。
その責任を下請けに擦り付けてるし。
彼女がしたことって他人に全部押し付けてばっかりだと思った。
こう感じてしまうのも、私自身が巨大な組織の末端で、現場要員として働いているからなのかもしれない。
本部の人は現場の事を何も知らない、考えてない。
机上の空論で物事を進めやがって…こっちがどんだけ大変かなんて、ちっともわかってないくせに…
そんな気持ちが心のどこかでずっとあるから、そう思ってしまったのかな…
せっかく薦めてもらった邦画なのに、こんな感想を抱いてしまって申し訳ないなという気持ちが強い。